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低音男の部屋

低音男の部屋

すきにしていいわ

早朝の作業小屋,二人の他には息をする物は無い

言い争いをしたせいか女は少し涙ぐんていた

「そこまで言うのなら、すきにしていいのよ」

あれほど頑なに拒みつづけた女の意外な答えに

戸惑いながらも男はホッと胸をなでおろした。

「本当にすきにしていいのか?」

男はまだ信じられないといった表情を浮かべながらも

女の方に近づくと腕を伸ばした

「あなたが・・・すきにしていいわ」

女は拒まなかった。

「そのかわり・・・」












「明日は私が鋤使うからね、牛舎の掃除は
スコップだと大変なのあんたも知ってるじゃない」


[エロスの香りへ]
ト音


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